マレーシア不動産｜物件・不動産会社の選び方は？失敗を避ける方法

日本人の移住先としても、海外不動産投資先としても人気のマレーシア。「マレーシアでの物件の探し方は？」「物件選びで失敗しないコツはあるの？」と疑問に思っている人も多いのではないでしょうか。

この記事ではマレーシアにおける物件の選び方や探し方、不動産業者の選び方について解説しています。マレーシア不動産で失敗しないコツについても解説していますので、不動産購入で失敗を避けたい人はぜひ最後まで読んでみてください。

マレーシアの物件タイプ

マレーシアにはマンションタイプの「コンドミニアム」、長屋タイプの「テラスハウス」、土地付き一戸建ての「バンガロー」などの物件タイプがあります。

日本人にとって、もっとも一般的な物件タイプはコンドミニアムです。24時間警備員が常駐していたり、ジムやプールがあるところが多く、セキュリティや設備が充実しています。投資目的の人や初めて海外移住する人におすすめです。

一方、バンガローやテラスハウスはマレーシアの高級物件で、現地の富裕層に人気があります。マレーシアではペット不可のコンドミニアムがほとんどなので、ペットを買いたい人はバンガローやテラスハウスがおすすめです。

マレーシアで物件を選ぶときのポイント

マレーシアでの物件選びのポイントを解説します。

交通の利便性

マレーシアは車社会であり、車での移動が一般的です。しかし、クアラルンプール中心部には車より電車の方が出やすいなど、状況によっては公共交通機関を利用することもあります。

普段から車を使用する場合には、高速ICが近い物件がおすすめです。車を使用しない場合には、駅が近いなど公共交通機関が利用しやすい物件を選ぶとよいでしょう。また、学校に通う子どもがいる場合には、スクールバスの運行ルートを確認することが必要です。

公共交通機関の充実度だけでなく、スーパーや病院などは近くにあるかといった、物件周囲の生活環境も確認してください。

治安やセキュリティ体制

自分の身を守るために、物件周辺の治安をチェックしましょう。特に中心部から離れた場所や路地裏に物件がある場合は要注意です。治安が悪いとされるエリアは不動産業者が把握していることも多いため、物件を探すときに尋ねてみるとよいでしょう。

またコンドミニアムの場合、24時間警備員がいるところが多いですが、セキュリティの質はコンドミニアムによって異なります。例えば、エントランスで警備員にIDを提示しなければならないコンドミニアムもあれば、誰でも素通りできるコンドミニアムもあります。

外国人が多いエリアや物件では、空き巣に狙われることも多いため、セキュリティ体制は入居前に確認しましょう。

設備や家具の管理状況

物件の管理状況は共用部分・室内ともに、入居前に細かく確認することが大切です。エレベーターが壊れていて乗るのに時間がかかったり、エントランスや利用施設が汚れているなど、実際に住んでみるとストレスになるかもしれません。

共用部分では、エレベーターの整備状況や共同エリアの清掃状況など、普段から管理が行き届いているかをチェックしましょう。プールやジムなどを利用したい人は、プールはきれいか、ジムの機器は使用できるかを確認してみるのがおすすめです。

室内では玄関の鍵がかかるか、家電の故障や破損がないかを確認しましょう。特にエアコンは1年中使用するため要チェックです。家具付き物件の場合には、家具の破損がないかもあわせて確認すると入居後のトラブルを予防できます。

水回り状況の確認

マレーシアでは急に断水するなど、水回りのトラブルは少なくありません。また日本と異なりすぐに修理できるとも限らないため、事前にトラブルがないか確認しておきましょう。

物件確認時には蛇口を捻って水を出してみる、トイレの水を流してみるなど、実際に使用できるか確認すると安心です。

日当たりや風通しのよさ

マレーシアは熱帯雨林気候で、年中温暖な国です。日差しも強いため、日当たりがよすぎる部屋は非常に暑くなるため注意しましょう。日の入りにくい北向きや南向きの部屋が過ごしやすくておすすめです。

またマレーシアは日差しが強いだけでなく湿度も高いため、暑さを和らげるだけでなくカビを予防するためにも、風通しがよいか確認しておくとよいでしょう。

マレーシアでの物件の探し方

マレーシアでの物件の探し方を解説します。

不動産業者に相談する

物件を探すときは、マレーシアの情報を知る不動産業者に相談するのが一般的です。現地の不動産業者だと基本英語でのやり取りとなるため、英語に自信がない人は日系の不動産業者を選ぶとコミュニケーションが取りやすいでしょう。

また、物件を相談するときにはおすすめ物件を聞くだけでなく、希望条件を提示できると物件探しがスムーズに進みます。

物件探しのポータルサイトを利用する

マレーシアには物件を探すためのポータルサイトがあり、サイト内で購入物件、賃貸物件ともに探せ、価格相場や部屋タイプがわかります。

紹介物件にはエージェントがついているため、気になる物件があれば電話やチャットで連絡を取ってみるのもよいかもしれません。

[box05 title=”物件決定後の注意点”]物件を決めたら契約となりますが、契約書に書かれていないことは口約束をしていても効力はありません。

トラブルを防ぐためにも、契約前には必ず契約書を細かくチェックし、必要事項がすべて明記されていることを確認しましょう。[/box05]

 マレーシア不動産における不動産業者の選び方

マレーシア不動産における業者の選び方について解説します。

実績のあるディベロッパー・仲介業者を利用する

実績のある大手のディベロッパーや仲介業者の利用がおすすめです。日系不動産会社であれば日本語でサポートを受けられるため、スムーズなやり取りができます。物件購入後も賃貸付けや売却などのサポートがある不動産業者であれば、出口戦略まで相談しやすいかもしれません。

また、物件のよい点だけでなく悪い点も説明があり、どちらも考慮したうえでの物件評価を教えてくれる不動産会社を選ぶとよいでしょう。メリットばかり説明された場合には、物件購入後に後悔しないためにも、デメリットがないか確認が必要です。

エージェントの利用も検討する

信頼できるエージェントから、現地の物件相場やマレーシアの法律などについて専門的なアドバイスを受けるのもおすすめです。現地のエージェントは英語でのやりとりとなるため、英語に自信がない人は、日系エージェントを利用するのがよいでしょう。

また、マレーシアではライセンスがないと不動産の仲介ができません。そのためエージェントと話すときには、まず「RENナンバー」というライセンスを見せてもらうと、安心して話が進められるでしょう。

[box05 title=”賃貸の場合はオーナーの確認も大切”]賃貸物件の場合、入居後の備品の故障などのトラブルはオーナーが対応します。マレーシアのコンドミニアムは、外国人がオーナーであることも多く、すぐにトラブル対応できるとは限りません。

連絡がスムーズに取れるか、備品故障のときにはどう対応するのかを事前に確認しておくと安心です。[/box05]

マレーシア不動産で失敗しないためのコツ

マレーシア不動産で失敗しないためのコツを解説します。

自分で情報を集める

マレーシア情勢や不動産の適正価格を調査し、最新情報をもとに判断していくことが大切です。海外不動産は情報を集めにくいため、詐欺にあう可能性が日本よりも高くなります。

まずはマレーシア不動産に関するセミナーを受けて、勉強してみるのがよいでしょう。現地に詳しい専門家に相談してみるのもおすすめです。

複数の不動産業者に相談する

1つの不動産業者だけでなく、複数の不動産業者に相談してみましょう。不動産業者によって扱っている不動産が異なるため、最初に相談した不動産業者で希望物件が見つからなくても、他の不動産業者では見つかる場合があります。

また手数料や不動産決定後のサポート内容も不動産業者によって異なるため、費用やサポート内容も比較・検討してみることが大切です。

実際に物件を内見する

物件を決めるときには、旅行などで実際にマレーシアを訪れて、候補物件を内見するのがおすすめです。ポータルサイトなどにある写真は、実際の様子と異なることが少なくありません。物件決定後に後悔しないように、自分の目で現状を把握しましょう。

また、マレーシア現地視察ツアーなどに参加するのもおすすめです。物件を探しながら、現地の担当者から最新の不動産情報が聞けます。

物件内見時には物件周囲の環境も確認しておきましょう。可能であれば昼間と夜に物件周囲を訪れて、人通りはあるか、街灯はあるかなど治安もチェックできると安心です。

現地の情報を知る不動産業者への相談がおすすめ

マレーシア不動産での不動産会社・物件選びのポイントは、実績とサポートがある不動産会社を選び、実際に物件を見てみることです。まずは情報を集め、海外不動産セミナーなどで勉強してみるのがよいでしょう。

不動産投資に失敗しないためには、現地のリアルな情報を知る不動産業者への相談がおすすめです。弊社では、あなたのご希望に沿った信頼できる不動産業者を紹介しています。正しい情報をもとに不動産投資をご検討いただきたいため、ぜひお問い合わせください。

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