マレーシアは物価が安く治安も良いので日本人に人気の移住先です。特にコンドミニアムは安い家賃で快適に暮らせるので、現地の家賃相場や実際にどんな暮らしができるのか知りたい人も多いのではないでしょうか。
この記事では、マレーシアのコンドミニアムの魅力や家賃相場を詳しく解説します。入居時の注意点やおすすめエリアも紹介するので、マレーシアのコンドミニアムの選び方がわからない人はぜひ読んでマレーシア移住に役立ててください。
マレーシアのコンドミニアム賃貸の魅力
移住先にマレーシアのコンドミニアム賃貸を選ぶ人が多いのはなぜなのか、その魅力を解説します。
マレーシアのコンドミニアム賃貸の魅力
- 家賃が安い
- セキュリティが安心
- 家具家電付きですぐ住める
- ジムやプール、サウナが使い放題
家賃が安い
マレーシアのコンドミニアムはおもに東京周辺などの家賃の高いエリアに比べて、半分以下の賃料で借りられます。毎月の固定費が大幅に下がるため、現地で得る収入が日本に住んでいるときより低くなっても安心して暮らせます。
単身者向け | 家族向け | |
コンドミニアム (家具家電付き) |
1DK
1,300~2,500RM(3.9万~7.5万円) |
2~3LDK
2,500~4,500RM(7.5万~13.5万円) |
リンクハウス | ー | 3~4LDK
4,500~10,000RM(13.5万~30万円) |
一戸建て | ー | 5LDK以上
8,000~20.000RM(24万~60万円) |
(1RM/30円換算)
セキュリティが安心
マレーシアのコンドミニアムでは、入り口にセキュリティガードが24時間常駐して住人の暮らしを守っています。敷地内にはIDカードを提示しなければ入れないので、住人以外の迷惑行為や犯罪から未然に守ってくれます。
また、騒音など住人同士のトラブルの際にもセキュリティーガードに対応してもらえるので、隣人トラブルにも発展しにくく安心して生活できます。
家具家電付きですぐ住める
マレーシアのコンドミニアムには基本的に家具や家電がはじめから備わっているのが特徴です。自分で揃えなくてよいので、引っ越し費用や時間の大幅な削減ができるのは移住者にとって嬉しいポイントです。
賃貸契約時に備品リストが渡され、リストに載っているものはすべて用意されていますが、ない場合はオーナーに伝えると対応してくれます。
ジムやプール、サウナが使い放題
マレーシアのコンドミニアムは日本でいう高級タワーマンションのような位置付けで、ほとんどの場合は敷地内にジムやプールが備わっています。最近ではサウナが併設しているコンドミニアムも増え、敷地から出ることなく日常的に運動やサウナを楽しめます。
併設している施設の利用は、セキュリティー上の問題で時間に制限が設けられている場合もありますが、住人であれば無料で使い放題です。
マレーシアのコンドミニアムの家賃相場
ここでは、マレーシアのコンドミニアムの家賃相場や初期費用など、コンドミニアム賃貸にかかる費用を紹介します。
コンドミニアムの平均家賃
コンドミニアムの平均家賃は以下の通りです。
コンドミニアムの平均家賃
- 単身者向け1DK:1,300~2,500RM(3.9万~7.5万円)
- 家族向け2~3LDK:2,500~4,500RM(7.5万~13.5万円)
(1RM/30円換算)
初期費用
マレーシアのコンドミニアムを借りる際は、初期費用として以下を合わせた金額を用意しておきましょう。
マレーシア賃貸物件の初期費用
- 保証金(デポジット):1~2ヶ月分
- 光熱費保証金(デポジット):0.5ヶ月分
- 初月家賃:1ヶ月分
- 印紙・事務手数料:0.25ヶ月分
- 仲介手数料(エージェントによる)
上記の金額をあわせると、初期費用として大体家賃の4ヶ月分が入居前に必要になります。保証金と光熱費保証金はデポジット(預かり金)なので、契約満了で退去すればかえってきます。
初期費用の支払いでクレジットカードに対応しているところは少なく、基本的に現金払いか銀行振込です。
維持費
マレーシアのコンドミニアム賃貸にかかる維持費は以下です。
賃貸物件の維持費(単身者向けコンドミニアムの場合) | |
家賃 | 1ヶ月分(4~8万円) |
水道光熱費 | 1万円程度(水道・電気・ガス代の合算) |
通信費 | 6.000円程度(携帯電話とインターネット回線の合算) |
移住先でバスタブつきの物件を選んでも実際はあまり使わず、シャワーですませることが多くなるため、年間を通して水道光熱費はあまり差がないでしょう。
マレーシアのコンドミニアム賃貸の探し方
ここでは、マレーシアでコンドミニアムの賃貸物件を探す方法をわかりやすく紹介します。
マレーシアの賃貸物件の探し方
- 現地エージェントで探す
- 日系エージェントで探す
- 不動産オンラインサイトで探す
現地エージェントで探す
マレーシアのエージェントで探す方法は上級者向けです。やりとりはすべて英語なので、マレーシアの商習慣に理解があり、英語でのコミュニケーションに抵抗がない人に向いているでしょう。
仲介手数料の支払いはオーナーがするので、契約時のコストをかけずに探したい人には嬉しいですね。しかし、日本とマレーシアでは賃貸契約の常識がちがう場合も多いので、契約書に書かれている内容をこまかく確認しながら、慎重に手続きをすすめましょう。
日系エージェントで探す
マレーシアに拠点がある日系のエージェントで探すと、マレーシア移住に関する幅広い知識を持っているため安心して依頼できます。日本語でこまかい点まで説明が受けられ、微妙な日本語のニュアンスが伝わるので、気軽に質問しやすいでしょう。
仲介手数料はかかりますが接客レベルも高く、満足するサービスが受けられます。相談から契約書締結後のアフターフォローまで充実しているので、マレーシアの賃貸物件を探すときは日系エージェントで探すのがおすすめです。
不動産オンラインサイトで探す
マレーシアの不動産を紹介しているオンラインサイトで探す方法です。
さまざまな不動産会社の賃貸物件をサイトに掲載しているので、条件や候補地をかえながらじっくり物件を探せます。
しかし、掲載されている写真と実際の状態が違ったり、サイトを通じて連絡をとろうとしても、なかなか業者から返事がこなかったりという問題がおきる可能性もあります。テキストを含む英語のやりとりに抵抗がなく、ゆっくり探す時間がある人向けの方法です。
マレーシアのコンドミニアム賃貸の注意点
ここではマレーシアのコンドミニアムを借りる際の注意点を、契約から入居後まで詳しく解説します。
マレーシアの賃貸契約は日本とちがう点もあるので、後悔しないためにも下記の注意点を事前にチェックしておきましょう。
契約時の注意点
コンドミニアムを賃貸契約する際、オーナーとのやり取りは基本的に英語です。契約書も英語で書かれているので、信頼できる日系エージェントに日本語でサポートしてもらいながら、下記について注意しましょう。
滞在ビザを取得する
マレーシアでは、90日以上滞在する場合は就労ビザが必要です。現地の企業に雇用される場合は事前に就労ビザを取得しましょう。就労ビザの手続きは、雇用する会社がおこなうのが一般的です。
雇用されない場合には、長期滞在ビザである「MM2H」やデジタルノマドビザなど、様々なビザの種類があります。最近MM2Hが改定され条件が厳しくなったり、他のビザも取得条件にこまかい規定があったりするので、就労ビザ以外を考えている人は取得条件に注意しましょう。
契約内容をよく確認する
マレーシアの賃貸物件を借りる際には、契約書に書かれている契約内容をこまかく確認しましょう。マレーシアの不動産に関する常識は日本と異なる点も多く、同じ建物でも一部屋ずつオーナーがちがうため、日本ほどサービスが行き届いていない場合がほとんどです。
確認していないと後でトラブルが起きたときに保証されず、損してしまう可能性もあります。契約締結後に後悔しないためにも契約書の内容はよく確認し、疑問や不満があったらその都度相談しましょう。
賃貸契約の手続きは、ビザや契約書の取り交わしなどの知識が必要になるため、日本語でサポートしてくれる日系エージェントとやり取りをするのがおすすめです。
入居時の注意点
賃貸契約がすみ、入居するときに気をつけるべき注意点は以下です。生活をはじめるまえに確認し、快適に過ごせるようにしましょう。
虫の駆除が必要な場合がある
マレーシアは温暖な国なので虫の発生は日常的です。コンドミニアムではゴミの収集場所が各階にある場合が多く、高層階でも虫は発生してしまいます。
ある程度は我慢して慣れてしまうのが一番ですが、どうしても気になる場合は専門業者に依頼して駆除してもらいましょう。間取りにもよりますが、だいたい5千円前後で住居内の薬剤散布をしてくれます。物件によっては定期的に「ペストコントロール」を実施している場合もあるので確認してみましょう。
設備をチェックする
マレーシアの不動産物件では家具家電が備えてあるので、以前にも住人がいると使用年数が長くなり設備の不具合が発生するケースもあります。しかし、エアコンの水漏れや電気がつかないなどのトラブルは、オーナーやエージェントに相談すれば対応してくれます。
入居してから気づくと生活に支障が出てしまうため、内覧したときに気になる点は相談しておくと良いでしょう。自身の持ち出しにならなければ大幅なコストカットが可能です。
虫の発生や設備の不具合はオーナーが対応してくれる場合があるので、コストカットのためにも内覧のときに相談してみましょう。
入居後の注意点
入居したあとの契約についてもよく理解しておく必要があります。特に退去に関する問題は契約手続きの段階で定められているので、事前に把握しておきましょう。
以下に入居後の注意点について解説します。
途中解約には条件がある
マレーシアの賃貸契約は基本的に1年単位です。1年を満たずに契約期間の途中で退去すると、違約金が発生してしまいます。しかし、会社の都合で退去する場合「駐在員特約」という規定の条件を満たせば、違約金の支払いは免除されます。
駐在員特約の規定を契約に入れるかはオーナーの判断であり義務ではないため、あてはまる可能性があれば契約前に確認しておきましょう。
敷金返済トラブルに気をつける
マレーシアでは、賃貸契約時に預けたデポジット(預かり金)が敷金です。退去時には家電の破損やクリーニング代だけでなく、最終月の水道光熱費が差し引かれた額が戻ってきます。
ほとんどの場合は残額が戻ってきますが、クリーニング代などを理由に架空の支払いを請求されることもあります。入居したときに傷や破損があったら、写真や動画を撮るなどして記録にのこし、オーナーやエージェントに送っておくと敷金トラブルを回避できるでしょう。
退去するときにトラブルにならないように、事前に規定や現状を把握してオーナーやエージェントと情報を共有しておきましょう。
コンドミニアム賃貸ならクアラルンプールがおすすめ!人気エリア紹介
マレーシアに移住するなら、必要なものはすべて揃っている首都クアラルンプールがおすすめです。
マレーシアのコンドミニアム賃貸に移住したい人向けにおすすめの、クアラルンプールエリアで人気の街を紹介します。
モントキアラ
マレーシアに住むならモントキアラというほど日本人から人気のある街です。広い敷地のショッピングモールにはなんでも揃っているので、日本に住んでいるときと変わらない生活ができます。日系の病院や美容院、ネイルサロンも選べるほどあり、日本語が通じるので安心です。
公共交通機関はなく車移動が基本ですが、日本のタクシーより格安な「Grab」というタクシーを利用できます。時間帯によっては交通渋滞が深刻ですが、車を持っていなくてもモントキアラ内ですべて揃うので不便は感じないでしょう。
ブキビンタン
クアラルンプールの中心にあるブギビンタンは、日本でいう渋谷のような街です。高級なブランドコンドミニアムが並ぶエリアや、アジア最大級の屋台街である「ジャラン・アロー」があるのもブギビンタンです。
マレーシアの象徴であるペトロナスツインタワーがそびえ立つ商業の中心でありながら、マレーシアの活気あふれる賑やかな雰囲気も楽しめる人気の街です。
タマンデサ
タマンデサは駐在員やMM2Hビザで長期滞在する日本人が多く、モントキアラの次に日本人の移住者が住むエリアです。駅はありませんが、世界トップクラスの大きさを誇るショッピングモールである「メガモール」や、日本人会のあるミッドバレーエリアへは車で5分の場所にあります。
マレーシアの都会の喧騒から離れて、ローカルな雰囲気を味わいながら落ち着いた暮らしがしたい人は、タマンデサのコンドミニアムを選ぶと良いでしょう。
デサパークシティ
マレーシアでペットを飼いたいならデサパークシティです。人口の60%以上がイスラム教徒のマレーシアでは、犬は不浄のものなので基本的に飼うことはできません。しかしデサパークシティはペットの飼育がOKとされ、公園で犬を散歩させている日本人を多く見ます。
公共交通機関はなく車での移動になりますが、湖を中心にした広大な公園とインターナショナルスクールが近いので、子連れの移住者にも人気の街です。
現地の情報を知る不動産業者への相談がおすすめ
マレーシアのコンドミニアム賃貸に移住すると、日本より安い家賃で高級タワーマンションの暮らしを楽しめます。しかし、マレーシアの商習慣は日本とちがう点も多く、より快適に暮らすためには契約書をこまかく確認するなど、手続きを慎重にする必要があります。
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